ガジェット

2007-01-12

iPhone の衝撃

強烈なインパクトをもったガジェットであり、プレゼン。

iPhone Introduction (Macworld San Francisco 2007)

英語があんまり得意じゃなくても見入っちゃうね。

以下、雑感
・視覚的には圧倒的に洗練されている。
・OpenGL(ES?) を使った立体的なアニメーションに隙無し。
・これ見てると、W-ZERO3 [es] のイケてない部分をいやでも認識させられるな。
・OS X が載っているというのにビックリ。 そうじゃなきゃ、ここまで作り込めないか。
・ハードウェアボタンをここまで徹底的に排除したのがいいのかは疑問。
・文字入力はキーが小さいほど触覚によるフィードバックが重要。ソフトキーボードではさくさく打てない気がする。

ともあれ。これを見て、国内のメーカーがどういうものを作るのか。
ケータイの UI の“基準”がこれまでとは大きく変わってしまった。
iPhone が日本に入ってくるまではまだ時間があるから、これを見た日本のケータイ・メーカーたちが iPhone のエッセンス(の一部)を(各社それぞれに)取り込んだケータイを作る猶予は大いにあるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-12-17

Treo 90 礼賛

W-ZERO3 [es] を使い始めて1カ月ほどだが、いまだ Treo 90 を手放せない。 というわけで、treo礼賛。

Treo 90 は Handspring 社が2002年に発売したPDA。 CPUはDragonBall VZ、ひらたく言うと10年以上前のMacのCPUと同等(つまり非力)。画面解像度は160x160だから今どきのケータイと比べるとずっと粗い。 つまりハードウェアのスペックだけ見れば、W-ZERO3 [es] には遠く及ばない。

2002年発売と書いたが、Handspring社の日本撤退後だったので、国内では発売されなかった。2002年末に秋葉原のソフマップで中古品が売られていたのを入手し、J-OS V で日本語化して使っている。

以下、W-ZERO3 を使い出してあらためて感じた Treoの良さを書いてみる。

小さくて軽い。そして手にしっくりくる絶妙な角の丸み。

処理能力は低いが、基本的な機能の範囲ではレスポンスが良く、ユーザーを待たせない。(このへん、なんとなく昔のマックを思わせる)

バッテリーの持ちが良い。 そんなにヘビーに使ってないせいもあるけれど、2週間に一度くらいUSBケーブルでPCにつなぎ充電ついでに同期(バックアップ)する感じ。充電にかかる時間も短い。

特徴的なキーボード。 小さいのに打ちやすい。 記号類の入力とかちょっとクセはあるが。

日本語入力には POBox を使っている。 POBoxは予測変換のパイオニア的存在で、その後ソニーエリクソンのケータイに使われて広く知られるようになった。 Treoで使うPOBoxは、ローマ字の途中で候補を挙げてくれることといちいちEnterキーで確定しなくてもいいという二点が素晴らしい。というかW-ZERO3のATOKの予測変換にもぜひこの2点を見習ってほしいところ。

メモ帳の使い勝手がイイ。 単階層のカテゴリー分けの中にメモが並ぶという構造。PC上のソフト『紙2002』でも使われているが、あまり大がかりにならないなら、汎用的なフォルダ構造よりも使いやすい。ハードボタンによる一発呼び出しも相まって、実に使いやすい。

思うにPalmがビジネスとしてうまくいかなかった理由のひとつとして、1台目を買ったらおおむね満足して、次の機種を買う動機が生まれにくかったことがあるのでは。 そう思うくらい、必要十分な感じだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-06-04

padKONTROL購入

KORG の MIDIコントローラ padKONTROL を買ってしまった。

きっかけは、「シンセとかやりたくなったんだけど、いいソフト知らない?」という友人の質問から。楽器を弾けるヤツじゃないので、「ACIDあたりがいいんじゃないかな」などと考えながらWebの中で音楽ソフトを探し始めた。そうしているうちに、今どきのソフトがなかなかに強力かつ面白そうになっているコトに気づき、自分の方もひきこまれてしまった。

まあ、友人の方は楽器店で色々見聞きした結果、「MIDIキーボード+PCで音作りをするより、シンセ単体の方が、スムーズに始められそうな気がする」ということで、Roland のJUNO-G を買ったのだが。

こっちはソフトウェア中心のアプローチの方に、なんとなく魅力を感じる。手頃な値段で入手できるものの中では、FL Studio というソフトに目をつけた。機能・操作性・自由度となかなかバランスがとれていそうで、オンライン購入なら Producer Edition が 149ドル とまずまずお手頃。

「んー、FL Studio に決めちゃおうかな」と考えているときに見つけたのが padKONTROL だった。USB接続のパッド・コントローラ(仮想的なドラム入力みたいな感じ)なのだけれど、添付ソフトが魅力的。Live Lite と Reason Adapted というソフトに興味を惹かれた。

Live Lite 4 Korg Edition は、Ableton社Liveのバージョン4の機能限定版(現在、正規版の最新はバージョン5)。リアルタイムの演奏/DJ的な側面と、楽曲の作り込み的な側面とを両方持っているユニークなソフトで、操作性がよさそうな印象。FL Studio だとカチカチ作り込んでいく印象なので、「Liveの方がかっこいいかも」などと考えてしまった。

もうひとつの Reason Adapted for KORG も、シンセ・エフェクター・シーケンサーが組み合わさった面白そうなソフト。

というわけで、どちらかというとおまけのソフト(Creative Kontrol Pack2 というキャンペーン)にひかれて padKONTROL 購入とあいなった。

ちなみに、この Creative Kontrol Pack2、padKONTROLだけでなくキーボード・コントローラ製品にも付いてくるのだけれど、「弾けないのにキーボードってなんか気恥ずかしい」という理由(あと padKONTROL の方がコンパクト・軽量で、ジャマにならない)で、padKONTROLの方にした。自分の意識としては、音楽なんておこがましい、音遊びができたらいいな、という感じなので。

それにしても。
今どきの音楽ソフトを調べていて思ったのだけれど、どれもすごく多機能、パワフルかつ(昔に比べれば)使いやすくなっている一方で、知らないといけない(音楽についてというよりはPC/MIDI/ソフトについての)前提知識とか用語とかは相変わらずという感じ。いったん理解してしまえば何でもないことでも、スタートするときには色々つまづきそうだ。そのへんの敷居の高さがなくなれば、PCで音楽(or 音遊び)をやってみようという人はけっこういると思うのだけれど。Apple が iLife の中に入れている GarageBand なんかは、そのへんをうまく解消しているのかもしれない。

前に書いた TENORI-ON が発売されてたら、その「完結した操作体験」の方を選んでいたかもしれないけれど、padKONTROL を買ってしまったので、Live Lite や Reason Adapted との格闘?を楽しむことにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-05-02

厚い本を開いたままに

厚い本を開いたままにしておきたい。どうすればいい?

あいかわらず Rails本を読み進めている。「どうやるのか」という具体例と、「なぜそのようになっているのか」という哲学の両方があって深い。「フルスタックのフレームワーク」ということの意味が少し見え始めたきた気分。実用的なアプリケーションを作ろうと思ったら、Rails を使ってもやっぱりやらなきゃいけないことは多い。ただ、そこで検討すべき多くのことについて、RailsはRails流の対応策を先回りして用意してくれている…。 (それらを覚えないといけないが。 No Free Lunch...)

で、Rails本を片手にアプリケーション作成を試したりしているのだけれど、Rails本は厚い(約 3cm)。入門書とリファレンスマニュアルを兼ねているようなものだからしかたないのだけれど、やっぱり厚い。机に置いてキーボードに向かおうとするのだが、読んでいるページが閉じてしまったりしがち。

なんかうまい対処法はないものかと東急ハンズに行ってみた。書見台タイプのものとかいろいろあったけれど、一番よさそうに見えたのは ブックストッパー。これを使えば、閉じてしまう本にいらいらしないですみそうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-04-11

200g の超軽量PC?

1年以内に200g以下の軽さの Ultra-Mobile PC (UMPC) が登場するって?
反射的に「ありえない…」と思った。

Intel マリノウスキー氏インタビュー「UMPCは12カ月以内に200g以下になる」
 (PC Watch 「本田雅一の週刊モバイル通信」)

最近発表されたUMPCの第一世代が900gくらい。UMPCに近いスペックのソニーVAIO type Uでも約550g。その半分以下なんて。

Windows XP以外のモバイル機を見ると、シャープのW-ZERO3が約220gだがHDDを搭載していない(OSはWindows Mobile)。HDD付きのリナザウSL-C3200だと約300g。

ハードウェアの構成要素を考えてみても、まずバッテリが問題になる。上述のVAIO type Uのバッテリーパック(S)が約175gだから、それだけで全重量の80%以上になってしまう。しかもバッテリはなかなか軽量化できないデバイスでもある。駆動時間が短くなることを我慢すれば別だが、それだとそもそもモバイル利用の意味がなくなるし…。

だから、「1年以内に200g以下の軽さのUMPCが製品化されるか」という賭けがあるとしたら NO の方に賭けるだろう。 ま、この賭けに負けることができれば、それはそれで素晴らしい。

====

(2006年4月14日 追記) 上記のPC Watchの記事について訂正の記事が出た。それによると、

 前回の連載記事において、インテルのマリノウスキー氏が12カ月以内に200gを切ると話したとお伝えしたが、以下のようにインテル側から「それは誤解である」との連絡をいただいた。

>>> 「200gのUMPCはいつ出るのか? 」というご質問に対し、「12カ月以内に要件を満たす製品が出ます」とお答えをしました。
>>> お伝えしたかったのは、「UMPCに最適化された最初の製品が12カ月以内に登場します」ということで、その時点でUMPCの重量目標である200gの製品が登場するかはまだわかりません。

 従って“200gという目標値”は存在するものの、それが1年以内に実現できる見通しというわけではないという。筆者も200gという実現が非常に難しい数字に対しての配慮が欠けたと反省している。お詫びして訂正したい。

ということで、やっぱり 200g のUMPCは当分は無理かな…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-01-22

ハードディスクレコーダーのデータ移行

ハードディスクレコーダーの買い換え時のことを考えて…。

いや、昨年の11月に買ったばかりなので買い換えはまだまだ先だけれど、いずれは買い換えるときが来る。こんなことを考えたのは、友人に「ハードディスクレコーダーは便利だぞ」と話したときになかなか鋭い指摘をされたのがきっかけなのだが。

まず、いまどきのレコーダーについて。「(ハードディスク搭載)DVDレコーダー」という言い方をするけれど、おそらくは多くの利用者にとって、通常は「ハードディスクが主でDVDは従」の関係だろう。ふだんはハードディスクに番組を録画して再生する(そして大抵、見たら消す)。保存版にしたいとか、ひとに見せたいときだけDVDに記録するんじゃなかろうか。

DVDというリムーバブルなメディアの利点のひとつは、入れ替えることでいわば無限の容量を実現する点にある。だが(DLでない、通常の)記録用DVDの容量は4.3GB(ギガバイト)程度である一方、最近のレコーダーには500GBくらいの容量のものが珍しくないから、それと対応するDVDの枚数を考えると100枚あっても足りないことになる。ビデオテープやCD-Rなどを想像しても、個人で100枚以上のメディアを利用するというのは、かなりコレクター気質のひとに限られるだろう。日常の利用においては、面倒なメディアの入れ替えをしなくてよいハードディスクだけ使っていれば十分な人が多いのではないか。

このあたりは、MDプレーヤー(あるいはCDでもいいかも)とiPodの関係と似ているように思う。MD文化に慣れた人にとって、アルバムくらいの単位で記録されたMDディスクをたくさん持っていて、それを入れ替えて使うのは「当たり前」のことだろう。でも、ひとたびiPodに慣れて、いちいちメディアの交換などせずに大量の曲を指先ひとつでハンドリングする世界を知ると、MDのようなやりかたはひどく面倒なものに思えてくる。

映像の録画・再生環境についても、メディアの入れ替えなしに大量のコンテンツを記録・再生できれば、そちらを選ぶ消費者が多いだろう。そして大容量化の道を進むハードディスクは、その目的にかなうものだと思われる。

さて、ここで冒頭の話に戻るのだが、「ハードディスク上の番組を再生することのラクチンさ」を賞賛した私に対して友人がぶつけたふたつの疑問が「たくさんの番組をため込んでいたら、見たい番組を見つけるのが面倒だろう」、「ハードディスクにたくさんため込んだとして、買い換えの時はどうなるのだ」ということだった。

うむむ。どちらも本質を突いた問いかけに思える。

まず、最初の「大量のコンテンツをどうやってハンドリングするのか」という問いについて。完全に「見たら消す」スタイルの利用の場合はこの問題は発生しないが、「この番組はちょっと残しておこう」と思ったとたん、レコーダー内の番組リストはふくれあがり始める。PSXの場合、ジャンル別などいくつかの並び替え機能はあるが、基本的には番組リストが縦一列にずらりと並ぶという管理だから、たしかにこれは問題となる。使い始めて2ヶ月程度だが、PSXご自慢の高速スクロールを持ってしても、番組を素早く見つけることがだんだん難しくなり始めている(貯めたがるのは貧乏性ゆえ?)。

この問題についてはレコーダを作っている各メーカーも認識しており、主に「番組をフォルダ分けして管理する」方向でいろいろな機能をアピールしている。大量のコンテンツを多面的にグルーピング・ハンドリングするという点では、iTunesのUIも参考になりそうだ。

そして、表題と関係する「ハードディスクに録画データをため込んでいるとして、買い換えのときは?」という問題。こちらの問題については、多くのメーカーは(おそらくは問題の存在は認識しつつ)今のところ手を打っていないように見える。ユーザーとしては、なるべく少ない手間で旧レコーダーから新レコーダーにデータを移したいところだが、そういうサービスあるいは機能を提供しているメーカーはあるだろうか。知っている範囲では、東芝の「ネット de ダビング」機能くらいだ。大容量のハードディスクレコーダーを使う消費者が増えれば増えるほど、こういう機能はニーズが高まると思うのだが。

デジタル機器で「中に保存されているデータ」の移行が問題になるという観点で、携帯電話と比べてみよう。ケータイを買い換えるとき、販売店でアドレス帳の情報が移行できないと言われたら納得できないだろう。利用者のニーズが強いので、現在は旧端末から新端末にアドレス帳を移行できないケースはあまり無いのではなかろうか。保存しているメールやデジカメ画像についても移行を望むユーザーが増えつつあると思うが、それらについては(現状)移行できなかったり、ユーザーの手間(メモリカードやPCのデータ管理ソフトを使う)が必要な場合も多い。

データ移行がスムーズに行えることを謳うことは、メーカーにとってもメリットが大きいと思えるのだが(メーカーごとの(データ転送)独自プロトコルであれば、それはロックイン効果も持つ)。現状ではそのあたりを意識しているメーカーは(東芝を除くと)なさそうだ。とりあえず現状に対する個人的な解決法としては、DVD-RW経由で録画データ(VOBデータ)をPC(の外付けHDD)に移し、PCをメディアサーバー的に使う方向で考えている。家電メーカーがのんびりしていると、日本でもMCEのような(あるいはiMacのような)「PCセントリックなアプローチの方が便利だ」という流れになるやも知れず。家電メーカーがiPodに惨敗した轍を踏まないといいのだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005-12-03

BoseのMicro Music Monitor

ボーズの新しい小型スピーカー(PC、ポータブルオーディオ用)の記事に注目。

ボーズ、新低音再生技術採用の小型スピーカー

ボーズのスピーカーと言えば、初代MediaMateをかれこれ10年くらい使っている。当時、他のPC用スピーカーよりかなり高い値段(確か3万円近かった?)で売られていた。かなり迷った末に、質素な段ボールの箱に入ったMediaMateを買って帰る道すがら、「これで満足いかない音だったらきついなぁ、後悔するなぁ」などと思っていた。
(試聴もできないまま買っちゃったのだ)

はたして、当時使っていたLC630(Mac)につないでみると、起動音からして内蔵スピーカーとは雲泥の差。
「なんと豊かな音なんだ!」
それ以降、使うPCは移り変わっても、MediaMateは、CD再生用に、TV(ビデオ)の音声出力用にとずっと活躍してくれている。使用年数を考えるとお買い得モデルだったと言える。

まあ音質について冷静に見ると、手放しでほめられないところもある。小さい割に低音は豊かだけれど、解像感はよく聞くとあいまいな感じ。Hi-Fiな感じではない。それでも、それなりに広がりのある音を出してくれるし、小さめの音量のときでもバランスのいい(音がやせない)再生をしてくれるところが自分の使い方にフィットしているので、今にいたるまで愛用し続けてきた。

とはいえ最近は、そろそろ新しい音に出会ってみたい気もして、小型スピーカーの情報をチェックしたりしていたところ。Boseにこだわるわけではないけれど、この新しいスピーカー Micro Music Monitor (M3) は見逃せない。Bose自らベストセラーモデル「101MM」との比較試聴を行なうあたり、音質にはかなり期待がもてそうだ。さらにサイズ的にもかなりコンパクトな印象。最近のiPod人気に対応するための本気モデルと思われる。

ただ、MediaMateと比較して不満点がふたつ。

ひとつは、入力が1系統のみであること。MediaMateには2系統あり、両方をミックスして再生できる(ミックスの比率を変えるダイアルもあり、一方のみを聴くことも可能)のが便利。今は、ひとつをPCにつなぎ、もうひとつをビデオレコーダーにつないでいるので、1系統のみとなると何らかの工夫が必要になるなぁ。

もうひとつは、音量の調節方法。M3ではリモコンのボタン(UP/DOWN)で調整するようだが、ダイアル方式の方が直感的に操作できて好みだ。デスクトップで使う分にはリモコンである必要もない(かえって邪魔かも)。(12/9追記 右側のスピーカーにも音量調節のボタンがあるようだ。でもダイアルの方が…(しつこい))

それでも気になるモデルだ。発売は来年3月とまだ先だけれど。

参考: Bose社のニュースリリース

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005-11-16

はじめてのHDDレコーダー

やっと(というべきか)、HDDレコーダーを買った。ソニーのPSX(DESR-7700)。

最新機種とは言えないものを選んだのは、地上波アナログとBSアナログを見ることができる機種の中でかなり安くなっていたため。あとは、ソニーご自慢のXMB(クロスメディアバー)を中心にした操作体系がわかりやすそうという印象もあった。PlayStation2のゲームもできる、というのも付加価値としてちょっと気になった。

オンラインストアで購入。届いたものをセットアップしはじめて気づいたのが、出力系(S端子+オーディオ)が1系統しかないこと。仕様はじっくりチェックしたつもりだったのに。これまでTVへの出力とPCへのキャプチャー用に2系統使っていたので、ちょっとあせった。だが、考えてみればデジタルレコーダーからわざわざアナログキャプチャーしなおすこともない。PCに映像/音声を取り込みたいときはDVD-RW経由で渡せばよいと割り切ることにした。

以下、PSXを使い始めて、これまで使っていた(エントリーモデルの)S-VHSレコーダーとの違いとして感じたことをつらつらと。

地上波の映像については、GRT(ゴーストリダクションチューナー)のおかげできれいになった。これまではチャンネルによってはゴーストが目立っていたのだ。発色は(良くも悪くも)やや鮮やか目。たまに白飛び気味と感じることもある。

×BSについては、これまでのビデオレコーダーと比べて少しだけ画質が悪い印象。解像感がやや甘い(&輪郭強調が目につく)。色も少しつきすぎている感じ。まあ、気にすれば気になるという程度だが。

×画質の調整機能はあまりないようだ(ノイズリダクションのON/OFFと輪郭強調の調整はあり)。彩度や輝度を少し調整できればうれしいのだが。

動作音はけっこう静か。ファンの音もそれほど気にならないし、録画時・再生時のHDDの音については、これまで使っていたS-VHSレコーダーのテープの動作音よりはるかに小さい。

×(わかっていたことだが)起動は遅い。すぐにTVは見られるようになるが、他の機能(録画したものを見るなど)についてちょっとじれったく感じることもある。

一方、起動後の操作感は良好。レスポンスも早いし、画面上の各種表示の見た目もいい。

リモコンは、よく使うカーソルキー周辺は使いやすいが、下の方の録画・再生関係については同じサイズの(小さめの)ボタンが並んでいて視認が必要。指先の感覚で操作できる感じではない。

編集機能(カット編集)は単純だがわかりやすく操作性もいい。一番細かい単位で0.5秒区切りだが、個人的には日常での使用はそれで十分。

×番組表(Gガイド)は、インターネットからではなく電波から受信するタイプ。10分以下の短時間番組が「…他」扱いで、キーワード指定できない(ことがある)のが不満。

「x-おまかせ・まる録」なる機能。キーワードで指定した番組を自動録画してくれるのだけでなく、「録画予約した番組の内容から、『好み』を記憶し、キーワード登録していない番組も録画」というふれこみだが、どれくらい賢いかはまだわからない。

いろいろ書いたが、全体的には好印象。録画したものをパッと呼び出せるのは、やっぱり便利だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005-10-22

ずぼらのための洗剤が消えた

ま、これだけ点差があれば、濃霧によるコールドゲームでも納得。マリーンズ強かった。

---

さて。最近、洗濯用の洗剤が切れてスーパーとかへ行っても、「無いなあ」と思っていたのだ。

アタック シートタイプ

てきとーに洗濯する人間にとっては、簡単だし、粉がこぼれたりしないし、愛用していたのだが。
花王の製品カタログを見たら、シートタイプは載っていない。製造中止なんだろうなぁ。あんまり売れなかったのかな。

関心空間でのエントリを見ると、「ちょっと割高」、「量の調整がしづらい」というコメントもついているが、とにかく使っていて便利だったので、今後同じ様な製品が復活することを期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005-09-09

ジーンズの小ポケットは何のため?

あいかわらずApple(スティーブ・ジョブズ)はプレゼンがうまいなぁ。

「アップル、iPod nanoやiTunes 5、ROKR E1のプレスイベント」 (AV Watch)

iPod nano。持ち歩くことが負担にならない軽さ、薄さでiPodらしい操作性なら魅力的。容量もまずまず。これで、PCでの曲管理をiTunesに変更しようかなと思う理由がひとつ増えた。もうちょっと安ければ(それでも他のフラッシュメモリ型のモデルと比べればコストパフォーマンスは相当いいが…)。いや、ひょっとするとiPod機能を搭載したウィルコム端末が出てくるかな。

同日発表されたソニーの新携帯オーディオもデザインとか悪くはないが、ないが…。付属するPC上の新しいオーディオソフト「CONNECT Player」には少し興味あり。これまでの「SonicStage」の評判が芳しくなかっただけに、思い切った設計がなされているかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧