日記・コラム・つぶやき

2007-02-13

“グレー”の綴りは?

いくつになっても、基本的なことで知らないことがある。 発見がある。

Webサイトのスタイルシートをいじっていたときのこと。「ここの文字色はグレーね…」と考えつつ、ふと疑問が浮かんだ。

「あれ、グレーって gray でいいんだっけ? それとも grey?」

英辞郎さんにお伺いを立ててみるが、gray でも grey でも “灰色” で間違いでは無さそうだ。

「どっちでもいいんだ…」

gray grey でググってみたら、それぞれの違い(というか由来)のようなものがわかってきた。もともとは grey というスペルだったのが、後にアメリカで gray という綴りも使われるようになり、今ではどちらもほぼ同じ意味を持つと言うことらしい。

CSSの色名を解説しているページを見ると、律儀に Gray と Grey の両方のスペルで同じ色を定義しているのが分かった。 人間のためのシステムって、こういう冗長さが結構大事なんだよね。

(参考) The Difference Between Gray and Grey (Bernie Zimmermann)
(参考) Google Answers: GREY/GRAY - color? difference?

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2007-01-07

新年、ゆるりと

どうも最近、ブログに書こうという意欲が薄れがちだ。

去年の10月あたりからそんな感じが続いている。 何かを読んだり、聞いたり、したりして、「これ、ブログに書こう」とそのときは思うのだけれど、書き始めると勢いがなくなってしまう。 “下書き”状態のままの記事がたまったり。

まあ、でも、書き残していることを読み返すのは楽しい。 「かっちり、きっちり書こう」と力んでしまうと書くのがつらくなるので、肩肘張らずに続けることにしようか。

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2006-11-16

自動録画はうれしいが

ハードディスク内蔵のビデオレコーダーを使い始めて1年

自動録画の機能 《x-おまかせ・まる録》 を便利に使っている。キーワードを指定しておけば(あるいは過去の録画履歴から好みを自動的に推定して)好みと思われる番組を勝手に録画してくれるこの機能、「なんでこの番組を?」というようなこともないではないが、まぁそれはすぐ削除すればいいわけだし。

なので、この機能には満足しているけれど、なんだか自分の好みというものについて “自家中毒化” しているようなかすかな不安感もあったりする。

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2006-09-14

読売飛行場って何だ?

読売飛行場って何だろう?

ちょっと前、NHK BSでやっていた『熱中時間 鉄分補給スペシャル』という番組で「それ」に出会った。都会の廃線(東急砧線)についてのコーナーで出てきた昭和42年の東京西南部の地図の中。二子玉川駅(当時は二子玉川園)のすぐ近くの多摩川沿いに読売飛行場という記載があったのだ。

ネット上を調べてみると、断片的な情報が見つかった。まとめると次のようになる。

1938年、読売新聞が二子玉川に「読売飛行場」の建設を発表。「三台の新鋭機と新設計による五台のグライダー」を備え、「落下傘練習の大鉄塔」を設けるとした。

1940年11月、飛行場と落下傘塔が開場。読売新聞社による「航空報国四大施設」のうちの二施設と謳われた。

戦後の1952年、読売新聞社は航空思想普及のため全日本学生航空連盟を結成。読売飛行場を練習場とし、当初はグライダー1機で活動していた。その年のうちに、戦後初の国産航空機(エンジン付き、量産ではない)新立川飛行機R-52練習機の飛行試験も読売飛行場で行なわれている。

1954年には、純日本製ヘリコプターである読売/東京機械工業Y-1の地上試験が行なわれた(結局飛ばないままに終わっている)。

その後は、グライダーと読売新聞、報知新聞の報道用ヘリコプターなどの運用に使われた。

1969年2月、二子玉川読売飛行場返還。学生航空連盟の練習は読売大利根滑空場に移ることとなる。

その後も報道用に使用されていたヘリポート部分も、1972年3月末をもって利用を終了。

その他、飛行場としての利用からは離れるが、終戦直後の1946年には、占領軍のCIE(民間情報教育局)による日本映画の検閲作業の中で、廃棄処分となったネガ、プリントが読売飛行場にて焼却された、といったエピソードもあるらしい。飛行場が返還される際には、多摩川べりのジャイアンツの練習場をどうするかも同時に議論されていたりする(結果、ジャイアンツ練習場は残されることに)。

跡地は、今は緑地運動場として何気なく使われているが、そんな歴史があったのだなあ。
(Google Map による現在の写真

参考: 1938年8月25日 読売新聞「戦時下のわが民間航空界」 (神戸大学附属図書館)

参考: 昭和15年(1940年)11月の読売新聞記事 (田中祐三さんのページ)

参考: 日本の航空機産業 (社団法人 日本航空宇宙工業会)

参考: わが国ヘリコプター黎明期の試み (「Aviation Now」 西川渉さん)

参考: 国会 体育振興に関する特別委員会 第3号(昭和41年) (国会会議録)

参考: 新河川法制定以降の河川敷 (建設省京浜工事事務所ほか)

参考: 接収日本映画の調査・同定研究 (宮本陽一郎さん)

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2006-07-19

スキャナでやりくり

PC Watchのコラム「山田祥平のRe:config.sys」に、本をスキャンしてPDF化する話が載っていた。

山田祥平のRe:config.sys ~ グーテンベルクの願い、アルダスの夢

内容をおおざっぱにまとめると、こんな感じ。

・フェデックスキンコーズの裁断サービスを使って、本をばらす
・それを高速両面スキャンができるScanSnapにかけて、PDF化
・文庫本1冊をスキャンするのに15分程度
・後処理で、検索用のOCR(文字認識)結果をPDFに付加することも可能

今や、おおげさな業務用機械を使わずに、そこそこのコストと手間で書籍のデジタル化ができるんだな。

個人が「書籍や書類などをデジタル化する」試みと言えば、美崎薫さんが有名だ。 “目にしたもの全てを記録(記憶)する”というラディカルな方法論による「記憶する住宅」。その思想・実践についての詳しい記事がMYCOMジャーナルにある。

【特集】記憶する住宅 ~ITリフォームから電脳住宅へ~ (2003年)

美崎さんの場合は、書籍のデジタル化手法が「フラットベッドスキャナによる手作業→デジタルカメラで撮影→スキャニングを外注」という変遷をたどっている。OCRは(記事の時点では)重視しておらず、300dpiのJPEGファイルとしてアーカイブしている。「読みました!」というブログによると、2005年の時点で、3000冊以上取り込んでいるらしい。トテツモナイことだ。

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個人的には、書籍のスキャンまでは手を出していないが、雑誌の記事の切り抜きをスキャンするようになってもう5年くらいになる。なかなか捨てられない雑誌をすっきり捨てたい、ということで当時安くなってきたキヤノンのA4スキャナを購入。これまで1400枚あまりをスキャンしている。ちょっとした書類とかマニュアル類も、一枚紙のものはなるべくスキャンして捨てるようになった。

記事スキャンの方向性としては、以下のような感じでやっている。
・画像(JPEGファイル)として残す
・傾き、コントラスト、シャープネスなどを手動補正(ちょっと手間)
・見開きの記事はなるべく一枚の画像にまとめる
・データ容量と可読性の兼合いで、125dpi程度まで縮小して保存
・OCRは使っていない(ちょっと試したが)
・検索用に、画像ファイルと同名のテキストファイルを作成(手作業でキーワード入力)

スキャンした記事は、スクリーンセーバー(Windows XP標準の「マイ ピクチャ スライドショー」)でランダム再生させるようにしている。 結構おもしろい。

ちなみに、125dpi程度でも、一般的な週刊誌くらいのサイズ(見開き)を画面上に表示させようとすると、 2048x1280 くらいの解像度が必要になる。 24インチクラスの液晶モニタ(ワイド)でも 1920x1200 のものが一般的。今は、XGAの17インチCRTモニタを使っているので、縮小された全画面表示では本文を読むことは難しい。
Apple の 30インチ Cinema Display くらいの解像度(2560x1600)があれば余裕なのだが。

ま、Windows Vista が安定してきた頃に検討しよう。

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2006-05-22

とりとめなく(06年5月4週)

◆今年もデスクファンの季節がやってきた。

◆映画『ポセイドン』のCMが始まっている。 うーん、むしろオリジナルの『ポセイドン・アドベンチャー』をもう一度見たいなあ。ジーン・ハックマンやアーネスト・ボーグナインの演技を。

◆「日本の大手銀行が軒並み空前の好決算」というニュース。そりゃ預金者にほとんど利子を払ってないんだから儲かるだろ、と素朴な感想。そんな銀行に預けてるほうがアホなのか(sigh)。

◆「saku saku」のDEPAPEPEコーナー(鎌倉の大仏)にオシム監督が写っていたような…。

ハードディスクレコーダーを使いはじめて、半年ほどたった。 「録画しといたものを空いている時間に選んで見る(たいてい見たら消す)」のに断然便利。けれど、時間が長かったり(内容的に)重い番組を後回しにしてしまう傾向に気づいた。ディスクの空きは20%ほど。

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2006-05-12

ゴールドライタン!

なんで今頃 “ゴールドライタン” ?!
Yahoo! のニュース経由で、ゴールドライタンの復刻版おもちゃが発売されることを知った。

大人の超合金「ゴールドライタン」 (ITmedia)

このロボットアニメそのものを見たことはない(たぶん住んでいた地域では放映していなかった)のだけれど、ロボットアニメ百科みたいな本でその存在は知っていた(小学生時代)。「なんで、よりによってライターなんかがヒーローロボットなんだ?」 と子ども心に感じていたような気がする。 で、なぜかそのゴールドライタンのちっちゃなプラモデルを持っていた記憶があるのだけれど、Yahoo! のニュースからリンクされていたページにそれらしき写真があった。

ゴールドライタン


150円のお菓子のおまけなら持っていてもおかしくないな。実物はパッケージのように彩色されてなかった(どれも黄土色だった)と思うが、それでも小ささとギミック感が気に入っていたようなおぼろげな記憶がある。

わざわざ復刻するくらいだから、けっこう人気あったのかな…。 お、海外にも Gold Lightan ファンがいるみたいだ。

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2006-05-05

角瓶・夕暮れの町

地下鉄の中で、サントリーウィスキー角瓶の広告を見た。

夕暮れの町並みをとらえた写真に、「角を飲む。 家で飲む。」というコピー。

郷愁を誘う光景。 ん…、これはよく知っている町じゃないかな…。

うちに帰って、サントリーのサイトを開いてみる。 そのなかの新聞広告ギャラリーをめぐってみると…、直感は間違っていなかったようだ。 きっと五台山から撮ったんだな。

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2006-04-03

とりとめなく(06年4月1週)

◆富士ゼロックスの“Apeos”のCM。 前のシリーズもそうだったが、印象的なCMなのに「アペオス」がなんなのかちっとも説明してないところが面白い。名前だけ印象づければいいのか。

◆『RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発』を購入。さあRailsはじめよう。

◆なんとなくスーパーでさくら餅を買ってしまう春。

◆昔のビデオテープを(捨てるために)整理していて、学生時代にPCで作った映像サンプルを10年ぶりくらいで見た。 内容はともかく、ローレゾ(160x100)フルカラーの画像の雰囲気が何だか新鮮。ジャギーが味わい深いというか…。 Webでも使うと面白いかもなあ。

ドリームベースボールを始めてみる。最初に自分のチームの選手がある程度ランダムに選ばれるので、ひいきチーム以外の選手も気になり出すな。

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2006-01-04

積極的な失敗をしよう

年初にあたって、今年の目標を考える。最近の3年くらいを振り返ってみて、こう決めてみる。

「積極的な失敗をしよう」

いや、わざわざ失敗を求めるわけではないのだけれど。どうも物事にアプローチする姿勢として、「失敗を恐れる」 「面倒なこと、苦労しそうなことを避ける」傾向が自分でも気になってきた。何か新しいことをすれば、何らか失敗はあるものだ。さして守らなければならないものがあるではなし、「失敗してみるか」ぐらいの気持ちで新しいことをやってみよう。

もっと具体的かつ短期的な(3ヶ月くらいの)目標としては、「Ruby on Rails」を使ってみよう(使いこなしたい)というのだな。

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