音楽

2007-01-20

東京スキャナーズ

UFOが東京襲撃! というようなPV。 気に入った。

Clownfish / 夜明け前

いや、そんな激しいものじゃないな。 とてもクールな、体温の低い映像。 静かに地上を見下ろし続ける。 それがなんだか東京らしい。

今のところ、YouTube には出ていないようだけれど…。

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2006-12-10

笙(しょう)の宇宙的な音

笙(しょう)の音色に魅せられた。

12月6日に新国立劇場で開催された『毛利衛と宇宙を聴く ~円い音、渦の音。』というイベントに行ってきたのだけれど。

宇宙飛行士・毛利衛がハイビジョンカメラで撮影したリアルな宇宙映像に、一流の演奏家たちによって奏でられるバッハの時代のチェンバロや、笙(しょう)・篳篥(ひちりき)といった雅楽器の生きた音が重なります。そこには一体、どんな情景が浮かびあがってくるのでしょうか?

大スクリーンに映し出される映像が素晴らしく、まさにシャトルにいるような感覚。 そして笙の音色が頭上から降ってくるような感覚にとらわれた。

という楽器。パイプオルガンにちょっと似ているけれど、妙に宇宙的というか、キラキラした感じの音が出る。いやぁ、いいなあ。

笙を演奏されていたのは 石川 高 さん。雅楽団体「伶楽舎(れいがくしゃ)」に所属ということ。 帰ってから、『Music for 陰陽師』というCD(伶楽舎も参加)に入っている曲を聴いてみたり。 これもいいけど、やっぱり生の音は素晴らしかったな。

関連: 1200年前のサウンド、神秘の笙を聴く! (プッチーケイイチの女にもてないCDレビュー)

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2006-09-16

最近お気に入りの曲

キリンジ / ロマンティック街道
Perfume / エレクトロ・ワールド (Album Version)
Rascal Flatts / Life is a Highway

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2005-09-03

歌詞を知りたくなったとき

ふと、ある曲の歌詞が知りたくなったとき。 ネットで探せるかな?

洋楽だと、「曲名 + lyrics」みたいな検索でたいてい歌詞のページがみつかる。歌詞専門のサイトがいくつもある。

邦楽の場合はどうだろう。「うたまっぷ」というサイトを見つけた。
このサイトでは、JASRAC(日本音楽著作権協会)などから許諾を受けて歌詞情報を提供しているとのこと。曲名、アーティスト名などから歌詞を検索できる。歌詞自体はFlashを使って表示され、コピペできないようになっている。著作権管理団体側からの要求なのだろうか。

そのほか、見つけた日本の歌詞サイト。
歌詞GET (これもFlash使用)
J-Total Music (Flashは使っていない。コード情報付き)

歌詞にも著作権は存在する。洋楽と邦楽では、歌詞に対する著作権管理の考え方に違いがあるのだろうか?

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2005-07-11

音楽の聴き方

音楽の聴き方が以前とは変わってしまった。CDでアルバムを聴くことは、今やめったにない。

PCでMP3形式に圧縮した音楽を再生する。この手軽さに慣れてしまうと、いちいちCDをプレイヤーにかけるのが面倒くさくなってしまった。帰宅したらPCを立ち上げている時間が多いこともあり、スピーカーをPCにつなげて聴いている。

MP3の再生には、Wyvernという、開発が停止してからもう4年くらいたつフリーソフトを使い続けている。動作が軽くて安定しているし、操作性にもあまり不満がないので、PCを買い換えたときも再生ソフトは変えずにここまで来てしまった。MP3ファイルの作成にはCDexというフリーソフトを(これまた5年くらい)使い続けている。

で、MP3のファイルが多くなってくると、それをどう聴くかという新しい課題が出てくる。数百曲から千曲を超えるあたりになると、そのとき聴きたい曲を選ぶこと自体が手間になってくるのだ。ここ1、2年の聴き方は「ずぼら流」とでも呼べそうなもので、すべての曲をデフォルトのプレイリストに登録してしまう。こうすればプレイリストを切り替える手間はなくなる。曲をアーティストの名前順に並べ替えておくことで、特定の曲を探すこともできるようにする。そして普段は…、ランダム再生を使うのだ。ランダムに曲を再生させ、今の気分じゃない曲が当たったら、すぐ次の曲にスキップする。こんな聴き方をすることが多くなった。
(これは、独り者だからできるやりかたかもしれない。かなり脈絡なく、違った調子の曲が連なるから。)

大量の曲の中からスムーズに聴きたい感じの曲を聴く。この課題に対して一番工夫しているのはAppleのiTunesではないかと思う。だから、WyvernからiTunesに移行しようかな、とも考えたりしたのだが、常に立ち上げっぱなしで裏で動かすにはiTunesは(メモリ消費の面で)ちょっと重いような気がして、まだ踏み切れていない。

BGM(たまたまランダム再生): Mumbai Theme Tune (A. R. Rahman)

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2005-05-09

ジョン・ケージの「4分33秒」以外の曲

ジョン・ケージ(John Cage)は大変有名な現代音楽の作曲家です。けれども、彼の曲を聴いたことのある人はあまり多くはないでしょう。彼の名前を知っている人の中には、通称「4分33秒」という、演奏者が全く音を発しない曲のことしか知らない人も多いのではないでしょうか。かく言う私がそうでした。

先週のタモリ倶楽部で、ジョン・ケージの音楽が取り上げられていました。それは大変印象的、かつ笑えるものでした。

番組の中では、彼の作品の楽譜(カンペ一枚に収まるもの)を見せた後にそれを演奏していました。その楽譜がケッサクなのです。たとえば、こんなのこんなの、五線譜ですらないこんなのや、はてはこんなのまで。(いずれも1950年代後半にかかれた「CONCERT FOR PIANO AND ORCHESTRA」というシリーズから)

まるでとんちのような楽譜です。完成された曲そのものよりも、作曲者の問いかけに対して演奏者がどう反応するかという関係性に重きを置いているのかもしれません。楽譜と解説を見ながら、「(ケムに巻かれているような感じも含めて)禅の公案みたいだなあ」などと思っていました。その後、彼についてネットで検索してみたところ、実際に禅を学んだりした時期もあったようです。

ジョン・ケージの曲をもっと聴いてみたいという気にはなりませんでしたが、音楽を紙の上に記述するということに対するメタな興味を刺激されました。番組自体は、音楽家としていろいろ解説・実演してくれる青島広志さんの味のあるたたずまいもあって、楽しめるものでした。

参考: ジョン・ケージ (Wikipedia)

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